夏場の給食室でよくある厨房機器トラブルと現場でできる初期対応(前編:冷機器編)
お手入れ情報
2026.07.09
夏場は高温多湿の影響で、厨房機器への負担が大きくなります。
特に冷機器や回転釜は給食提供に直結するため、異常の早期発見と初期対応が重要です。
今回は、夏場に発生しやすい機器トラブルの原因と、現場の調理スタッフの皆様に確認していただきたいポイントをまとめました。
前編となる本記事では、「業務用冷機器」周りのトラブルについて解説します。
1. 業務用冷機器のトラブル(水漏れ・冷却不良)
冷蔵庫や冷凍庫周りのトラブルは、日々の少しのチェックで、原因の見当がつくことがあります。
水漏れが発生した場合まず確認
排水の詰まりや外気との温度差による結露、各種パッキンの劣化などが原因として考えられます。
まずは「庫内・外装・床上」のどこに漏水が発生しているか、場所の確認をお願いいたします。
冷却不良(冷えが悪い)場合
上部冷却器の不良や、ガス漏れ等の可能性が考えられます。
機器から異音が無いかどうかも併せてご確認ください。
2. 検食用冷凍庫のトラブル(冷えない・霜がついている)
毎日の検食を保管する冷凍庫も、夏場はご相談が増える機器の一つです。
確認していただきたいポイント
- ・庫内や背面の冷気吹出口を、保存している内容物で塞いでいないか
- ・引出しが必要以上に奥まで押し込まれていないか
- ・吹出口が霜(氷)で塞がれていないか
- ・異音は発生していないか
※庫内のファンが凍結して回れず、音が発生している場合があります
吹出口が霜でいっぱいの場合
まず保管品を他所へ避難させた上で、電源を抜き、半日ほど時間をかけて吹出口の霜を完全に溶かしてください。
自然解凍を待ってから電源を再投入し、いつも通り冷却が始まればそのままお使いいただけます。
お困りの際はお気軽にご相談ください
上記をお試しいただいても改善しない場合や、「いつもと違う音がするけれど原因がわからない」といった場合は、無理に使用を続けずにお気軽に厨房機器RYOまでご相談ください。
次回は、大量調理に欠かせない「回転釜のトラブル」と「ガス機器全般の注意事項」について解説します。